巻機山・米子沢
- 2022/09/21
- 10:19

2022年9月16日~17日 O 意を削がれるような側壁に囲まれた落ち込みや瀞がなく、草付きの悪い巻きは皆無で、藪こぎの辛さもない、明るく開放的な渓を代表すると思っている米子沢の遡行は、これで3回目となる。最初は自分のために、2回目は沢に興味を持ち始めた初心者を連れて、そして3回目は遡行していなかった妻とである。沢登りを始めたばかりの人にその良さを体感させ、沢にのめり込むきっかけを作ってくれるような渓とい...
信越・釜川千倉沢
- 2022/09/14
- 22:10

2022年9月10日~11日 M、E、T、O 今シーズン初めての上、久しぶりの重荷を背負っての泊りの山行。沢登りでしか味わえない微妙なバラスのヘツリや泳ぎが続き、泊り場が中々見つからない初日の夕暮れ差し迫る時間帯は疲労感が腰や臀部の張りとなって現れ、足取りは重い割に気持ちだけが前のめりになる。コンクリート構造物である橋を通り過ぎたこともあって、核心が終わったと緊張が緩んだ二日目にも、数は少ないが、ロープ...
夕張岳
- 2022/09/12
- 11:07

2022年8月13日 O 花の名山とされる夕張岳。 登り口の夕張ヒュッテ 夕張岳を臨む ここで、北海道の山旅でヒグマと二度目の遭遇、それも5mの至近で。若グマとはっきり確認できるほどの距離だった。5歳ぐらいまでの若グマが人とトラブルを起こして、捕獲されやすいという話を聞く。若グマは独り立ちして間もないので、経験や学習を重ねていない上、警戒心も薄いとされる。熊鈴で音を発していたが、風で音がかき消され...
大雪縦走(旭岳〜トムラウシ山)
- 2022/09/09
- 17:42

2022年8月4日〜6日O 私にとっては結構刺激的なこのことがこの山行の中であった。旭岳からトムラウシ山までの縦走中、夏道上でヒグマと遭遇したのだ。登山者は前にも後にもいない中、白雲岳避難小屋を過ぎて間もなく、傍らに沢が流れ、やわらかくおいしそうな植物が繁茂する草原にそいつはいた。100㍍ぐらい離れていただろうか、鈴やホイッスルを鳴らしても、気付く様子が一向にない。やむを得ず、徐々に近づき、ホイッスルを...
東大雪・ニペソツ山
- 2022/09/09
- 10:32

2022年7月30日 Oほか1名 樹林の中の傾斜のなだらか長い尾根を抜けて目に飛び込む頂上は、露出した岩に守られた荒々しい姿から目を釘付けにする。 特に、前天狗岳からの姿は美しい。ここに一泊する計画を天候の具合から見送ったが、満天の星空に映ったニペソツ山の写真を見たことがあるが、言葉に表現できない幻想的な雰囲気がある。テントを張っている人々が羨ましく見えた。 前天狗岳からのニペソツ山 また、この頂上か...
北海道・石垣山
- 2022/09/09
- 10:17

2022年7月16日~18日Oほか3名 急遽決まった北海道の山旅。あらかじめ計画していたクライミングジム仲間の山行に飛び入りで、その上、旭川の民泊施設にも追加で宿泊させてもらい、参加となった。 1か月に及ぶ山旅の初日はトラッドクライミングからスタート。場所は旭川の東にある愛別町の石垣山。一年ぶりのトラッド登りは、ガチガチで動きがぎこちなく、カムセットも一発できまらずしっくりしない。これまでであれば、鼻歌交じ...
レスキュートレーニング
- 2022/09/09
- 10:00

2022年6月25日(土)奥武蔵・平戸の岩場(西部池袋線 東吾野駅) ブログが更新されて久しいので、だいぶ前の活動になるが、毎年会活動として行っているレスキュートレーニングを掲載してみた。埼玉の秩父では38℃まで急激に気温が上昇したコンディションの中、5人という限られた会員によってではあるが、例年行っている救助のための基礎的な訓練を行った。岩場が杉林の中で直射がないことは多少救われたものの焼け石に水、高い気...
頚城・昼闇山
- 2022/04/16
- 13:02

2022年4月2、3日 Oほか2名 頚城の笹倉温泉周辺の山域に入るのは二度目。あくせくせず、ゆったりとした山行をしたいという相方の思いを受け止め、一日目は日本海の幸を買い出し、2時間ほど行動して絶景を目の前に置くアケビ平にベースを設け、翌日に山スキーを味わう贅沢なものだ。掃除している人に一言断りを入れて、廃業した焼山温泉の駐車場に車を止め、スタート。杉林の中の日陰に人心地つくぐらい、照りつける日差し...
乙妻山
- 2022/03/25
- 21:14

2022年3月12、13日 Oほか2名 戸隠大橋はシーズンともなると、乙妻・高妻山、佐渡山、黒姫山への起点となる人気スポットとなっていて、駐車する車の数は多い。そのため駐車スペースへ前夜に入る。翌朝、目覚めたときには既に路上駐車が始まり、最高で30台余りに達する。近い将来、岩場のアプローチ問題同様に、除雪の邪魔になる、あるいは視界が遮られ事故の危険性があるという理由から、入山規制への動きが懸念される。 ちょ...
北ア・爺ヶ岳北稜
- 2022/03/25
- 10:08

北ア・爺ヶ岳北稜2022年3月19日~21日メンバー:D、K3連休を利用して爺ヶ岳北稜に行ってみました。もう春のようなイメージですが、まだまだ冬山を楽しめました。初日からズボズボの締まりの無い深雪に喘ぎながら2日目に稜線に抜けてタイムアウト。最終日は登山者で賑わう東尾根を下山しました。剣岳を見るのは何十年ぶりでしょう。ガスの晴れ間に剱岳を望めました。小冷沢を行きます。北稜が見えてきました。最初の上がりが結構急...
北ア前衛・蒲原山
- 2022/03/04
- 20:17

2022年2月12日(土) O他1名 糸魚川市木地屋集落除雪最終地点の積雪は3mぐらいだろうか。6時50分出発。渡渉点を探しつつ、スノーモービルに踏まれた蓮華温泉へ向かう道を辿る。杉の平からはトレースのない沢沿いを詰める。雪で埋まった渡渉点をうまく拾えず、1,000m付近を越えた辺りまで左岸を詰め上げられる。1,014mの標高点を回り込むように一難場山から東側に突き出た尾根を詰めていく。その樹林帯は僕らの腕ではツリー...
佐渡山 山スキー
- 2022/02/20
- 11:01

2022年2月7日 佐渡山 山スキー メンバー:M 記:Mコースタイム:8:20発 9:05黒姫山分帰着 11:40頂上着 12:00頂上着 12:35黒姫山分岐着 12:50駐車場着当初、2月6日に行く予定でしたが、2月4日-6日が大雪予報の為、2月6日はゲレンデで滑り、2月7日に山に入ることにした。2月6日は夕方まで雪が降っていた為、、ラッセルが気になるところだが、今シーズン初の山スキーなので、登るトレーニングになると思い、行けるとこ...
シーズン初めの山スキー
- 2022/01/30
- 12:12

シーズン初めの山スキー(鍋倉山と前武尊)O 年末年始の寒波によって比較的早めにお手軽なルートの山スキーを楽しめるのではないかと山深くないエリアに足を伸ばしてみた。一つは無雪期を含めて3回目になる信越トレイルの顔となっている鍋倉山、もう一つはアプローチも容易な前武尊。どちらも半日ほどの行程の気軽なものであり、ゲレンデの足慣らしもできず、山スキーに馴染んでいない体には、体が悲鳴を上げずに喜べるものであ...
五頭山
- 2022/01/15
- 22:57

菱ヶ岳~五頭山メンバーD,K2022年1月8~9日深雪のラッセルを想定して2日間の+予備1日としていましたが、菱ヶ岳まではうっすらとしたトレースがあって、1日で降りられる勢いでしたが、せっかくなので五頭山下りの四ノ峰で泊まりました。飯豊方面の眺めを満喫しながらのんびりした気持ちのいい一泊となりました。2日目の下山日は牡丹雪の中、下るにつれて雨にたたられました。五頭山はずっと前から気になっていたのですが、地元の人...
二子山
- 2022/01/13
- 09:27

2022年1月4日(火)メンバーS木、他1名 坂本登山口から沢沿いの道で股峠へここから東岳往復、そして西岳から魚尾道(よのおみち)峠を経て坂本登山口まで戻るコース。 東岳鎖場 西岳頂上股峠から東岳を行く。鎖が付いている所と鎖が外されている所が東岳のハイライト。股峠へ戻り西岳へ一般コースで意外とスムーズに行けた。ここまでは快調に進むが、この先スリル満点の...