北海道・稲穂嶺
- 2023/02/24
- 21:14

2023年2月12日(日) Oほか4名 気温が高く、降雪予報の中、短く手軽に山スキーを楽しめると薦められた、函館本線の銀山駅を起点に登る稲穂嶺を選んだ。 余市から倶知安へ向かう国道5号線から赤井川村へ向かう道道に入り、銀山駅に車を止める。駅では、かつて、スキーを着けたまま横断してトラブルを起こしたことがあったらしく、赤岩小屋のオーナーから受けた鉄道を横断する際の注意事項を子細に受ける。 函館本線の横断、...
北海道・後方羊蹄山
- 2023/02/23
- 19:56

2023年2月11日(土) Oほか4名 北海道へ山スキーに行くならばニセコと後方羊蹄山は欠かせない山だ。北海道2日目で後方羊蹄山を早くも登ることができた。後方羊蹄山には様々なルートがとられている。その中の神社の沢ルートは、真狩村の中心地から後方羊蹄山へ向かう道をまっすぐに向かった突き当りが入山口だ。8時すぐに到着したこともあって、道路の片側を占有した車が既に20台ほど駐車している。 道路の駐車スペース 墓...
北海道・大黒山
- 2023/02/23
- 10:54

2023年2月10日(金) Oほか2名 北海度へ車で乗り込んだ翌日に、宿泊している小樽の赤岩小屋のオーナーに紹介してもらった、小樽の西方に位置し、余市町と赤井川村の境界にある恵比寿山、大黒山へ冷水トンネルから向かう。この山並みは赤井川村がカルデラとなっている外輪山の一角を占める。 冷水トンネル出口の左側に大きな駐車スペースがある。北海道の冬は駐車が大きな問題だ。当初予定していた二木町側から大黒山へのルー...
雪崩講習会
- 2023/01/16
- 21:20

2023年1月14日から15日 越後湯沢周辺2年ぶりに雪崩講習会を開催した。分かっているつもりでも、繰り返して行う事で新しい情報や不充分だった認識が得られる。この日、全国的に気温が上がり、今後の降雪は一体どんな上載積雪となって影響するのか注視して行きたい。今回は時間に余裕があったので、O会員による梱包搬出の実技も研修した。 ...
上州・子持山獅子岩正面壁
- 2022/11/28
- 10:38

2022年11月25日 Oほか1名 からっ風で名だたる上州の地にある岩場ではあるものの、南に向いていて天気次第で楽しく、快適に登れるものと期待し、足を運んでみた。 道路に構える子持神社の赤い立派な鳥居が登山口の目印になる。沢沿いに進んだ行き止まりにある駐車場から歩き始める。林道からすぐに案内に従って登山道に入ると、屏風岩が林の中に聳える。上部まで臨むことはできない岩場のスケールは大きい。その道を40分ほど...
ナメコ採り山行(翁山)
- 2022/11/09
- 15:22

2022年11月5,6日Oほか5名 船形山の北に位置する翁山には、狩人が白鹿を追って山へ分け入ったところ、そこで出会った翁に、追っていた鹿は神の使いである告げられたことから、狩人は殺生を悔い、修験者になったという言い伝えがあるらしい。その翁山の入山口にあるハリマ小屋をベースにしたキノコ採り山行。大雨などで洗堀され、通行困難で、車を置いての歩きも覚悟していた林道は、伐採作業が入っていることもあって、砂利が敷き...
小豆島・拇岳「赤いクラック」
- 2022/11/03
- 22:00

2022年10月25日 Oほか1名 確かに指を立てたように見える拇岳遠景 小豆島の二日目は拇岳で名の知られたマルチルート。 取り付く前にアプローチで右往左往してしまう。40年以上前に作成された登山体系の案内図に示された施設がそこになく、ここぞと思われた交差点を左に曲がると行き止まり、その交差点の手前の道に入りまっすぐ進むとまた行き止まり、地形図を確認しながら、途中の道を右に曲がって何とか登山口の表示を見...
檜又谷大スラブ沢
- 2022/11/02
- 21:32

10月15日 M、M、O、O 秋の沢登りを満喫した。 久しぶりの檜又谷、いつ以来だろうか。記録を紐解くと、沢は87年9月にススケ沢、雪稜は96年3月に大滝沢右稜をトレースしていた。26年ぶりということになる。9月末の秋の集中時のススケ沢の記録を読み返してみると、シャワークライムの連続で指はかじかみ、体の震えが止まらなかったとあった。 一方、大スラブ沢は、出合からすぐの黒々とした25m滝をぬめった右岸を登るも...
朝日連峰・大朝日岳
- 2022/10/04
- 11:30

2022年9月30日~10月1日 O他1名 鳥原山から大朝日岳 2009年のYの捜索以来の大朝日岳。仕事が忙しかったこともあって、意図せずに何となく足が遠のいてしまっていた。慰霊も兼ねて紅葉の始まった朝日連峰に足を運んだ。 天気予報は数日の全国的な好天を告げている。週末の混雑は容易に想像できたので、金曜、土曜の二日間で、これまで歩いたことのなかった朝日鉱泉を起点にして馬蹄形に尾根を巡ってみた。 2日間とも...
栃ケ森山塊小出川柏沢
- 2022/09/26
- 21:42

2022年9月24日~25日 O、N、T 小出川は37年前に遡行したことがある。そのとき所属していた仙台の山岳会の夏合宿で小出川流域を6パーティが遡下降し、私は大滝のある妙倉沢を遡行し、大高鼻沢を下った。丁度、日航ジャンボ機墜落事故のあったときと重なり、下山後世間が大騒ぎとなっていたことが強く印象に残っている。 千年を超える悠久のときが刻まれた仙北道をいにしえの標柱を辿りながら小出川に入り、変わらぬ顔を見...
巻機山・米子沢
- 2022/09/21
- 10:19

2022年9月16日~17日 O 意を削がれるような側壁に囲まれた落ち込みや瀞がなく、草付きの悪い巻きは皆無で、藪こぎの辛さもない、明るく開放的な渓を代表すると思っている米子沢の遡行は、これで3回目となる。最初は自分のために、2回目は沢に興味を持ち始めた初心者を連れて、そして3回目は遡行していなかった妻とである。沢登りを始めたばかりの人にその良さを体感させ、沢にのめり込むきっかけを作ってくれるような渓とい...
信越・釜川千倉沢
- 2022/09/14
- 22:10

2022年9月10日~11日 M、E、T、O 今シーズン初めての上、久しぶりの重荷を背負っての泊りの山行。沢登りでしか味わえない微妙なバラスのヘツリや泳ぎが続き、泊り場が中々見つからない初日の夕暮れ差し迫る時間帯は疲労感が腰や臀部の張りとなって現れ、足取りは重い割に気持ちだけが前のめりになる。コンクリート構造物である橋を通り過ぎたこともあって、核心が終わったと緊張が緩んだ二日目にも、数は少ないが、ロープ...
夕張岳
- 2022/09/12
- 11:07

2022年8月13日 O 花の名山とされる夕張岳。 登り口の夕張ヒュッテ 夕張岳を臨む ここで、北海道の山旅でヒグマと二度目の遭遇、それも5mの至近で。若グマとはっきり確認できるほどの距離だった。5歳ぐらいまでの若グマが人とトラブルを起こして、捕獲されやすいという話を聞く。若グマは独り立ちして間もないので、経験や学習を重ねていない上、警戒心も薄いとされる。熊鈴で音を発していたが、風で音がかき消され...
大雪縦走(旭岳〜トムラウシ山)
- 2022/09/09
- 17:42

2022年8月4日〜6日O 私にとっては結構刺激的なこのことがこの山行の中であった。旭岳からトムラウシ山までの縦走中、夏道上でヒグマと遭遇したのだ。登山者は前にも後にもいない中、白雲岳避難小屋を過ぎて間もなく、傍らに沢が流れ、やわらかくおいしそうな植物が繁茂する草原にそいつはいた。100㍍ぐらい離れていただろうか、鈴やホイッスルを鳴らしても、気付く様子が一向にない。やむを得ず、徐々に近づき、ホイッスルを...
東大雪・ニペソツ山
- 2022/09/09
- 10:32

2022年7月30日 Oほか1名 樹林の中の傾斜のなだらか長い尾根を抜けて目に飛び込む頂上は、露出した岩に守られた荒々しい姿から目を釘付けにする。 特に、前天狗岳からの姿は美しい。ここに一泊する計画を天候の具合から見送ったが、満天の星空に映ったニペソツ山の写真を見たことがあるが、言葉に表現できない幻想的な雰囲気がある。テントを張っている人々が羨ましく見えた。 前天狗岳からのニペソツ山 また、この頂上か...