上州・子持山獅子岩正面壁
- 2022/11/28
- 10:38
2022年11月25日
Oほか1名
からっ風で名だたる上州の地にある岩場ではあるものの、南に向いていて天気次第で楽しく、快適に登れるものと期待し、足を運んでみた。
道路に構える子持神社の赤い立派な鳥居が登山口の目印になる。沢沿いに進んだ行き止まりにある駐車場から歩き始める。林道からすぐに案内に従って登山道に入ると、屏風岩が林の中に聳える。上部まで臨むことはできない岩場のスケールは大きい。その道を40分ほどで「この先危険」が示された道標を左の踏み跡へ進んでいくと、程なく岩場の基部に着く。

分岐の道標
日当たりの良い、開放的な岩場が拡がる。やわらかい日差しに照らされた岩は、安山岩の黒っぽさもあって、ほんのりあたたかい。ただ、傾斜は緩いものの、外径していている上に、目立った手がかりは少なく感じられる。そして、いつものことではあるが岩を前にすると、緊張のため心臓が脈打つのを感じる。
1,2ピッチをリンクして登る。見た目通り、立ちこみのバランスを意識しながらゆっくりと登っていくルートで、意外に気を使う。

3ピッチ目はフレークを右に見ながら、終了点手前でフレークを使ってダイナミックに登っていく。そこは灌木も生える大きなテラスとなっている。

3ピッチ目終了点から撮影
4,5ピッチ目もリンクして登る。4ピッチ目は、1,2ピッチ目よりも傾斜は強くホールドは細かいものの、かかりが良い。高度感があって快適なピッチだ。5ピッチ目は傾斜の緩いスラブ。
6ピッチ目は短いものの、最後はホールドに砂が乗って多少嫌らしい。2時間半の登攀だった。

6ピッチ目

頂上方面から臨む獅子岩
ルート全体にピンが整備され、その間隔も狭く、安心して取り付けるルートだと思える。
そこから子持山頂上を往復して、下山した。
Oほか1名
からっ風で名だたる上州の地にある岩場ではあるものの、南に向いていて天気次第で楽しく、快適に登れるものと期待し、足を運んでみた。
道路に構える子持神社の赤い立派な鳥居が登山口の目印になる。沢沿いに進んだ行き止まりにある駐車場から歩き始める。林道からすぐに案内に従って登山道に入ると、屏風岩が林の中に聳える。上部まで臨むことはできない岩場のスケールは大きい。その道を40分ほどで「この先危険」が示された道標を左の踏み跡へ進んでいくと、程なく岩場の基部に着く。

分岐の道標
日当たりの良い、開放的な岩場が拡がる。やわらかい日差しに照らされた岩は、安山岩の黒っぽさもあって、ほんのりあたたかい。ただ、傾斜は緩いものの、外径していている上に、目立った手がかりは少なく感じられる。そして、いつものことではあるが岩を前にすると、緊張のため心臓が脈打つのを感じる。
1,2ピッチをリンクして登る。見た目通り、立ちこみのバランスを意識しながらゆっくりと登っていくルートで、意外に気を使う。

3ピッチ目はフレークを右に見ながら、終了点手前でフレークを使ってダイナミックに登っていく。そこは灌木も生える大きなテラスとなっている。

3ピッチ目終了点から撮影
4,5ピッチ目もリンクして登る。4ピッチ目は、1,2ピッチ目よりも傾斜は強くホールドは細かいものの、かかりが良い。高度感があって快適なピッチだ。5ピッチ目は傾斜の緩いスラブ。
6ピッチ目は短いものの、最後はホールドに砂が乗って多少嫌らしい。2時間半の登攀だった。

6ピッチ目

頂上方面から臨む獅子岩
ルート全体にピンが整備され、その間隔も狭く、安心して取り付けるルートだと思える。
そこから子持山頂上を往復して、下山した。