ひっそりとして好ルートの揃う裏烏帽子
- 2012/10/30
- 22:25
ひっそりとして好ルートが揃う裏烏帽子(小川山)
2012年10月21日
O津M雄、M子、S田
これまでに触ったことがなく、かつ、クラックも楽しめるエリアということで、アプローチがキャンプ場から40分と少々遠くなるがS田は裏烏帽子をチョイスしてくれた。もちろん、誰もいない、前日に引き続きの貸し切り状態である。
まずは「烏帽子レイバック(5.8)」で体をほぐす。ハンドサイズのクラックがすっきり一直線に伸びあがり、見ていて気持ちよく、コーナー状になっているので、ステミングもまじえて、快適に登れる。

(烏帽子レイバック)
次に、「登攀のすべてPart3(5.10c)」トライ。1ピン目にクリップしてからのカムをかませてのルーフクラックの乗り越しはハンドジャムが決められるので、思い切り行ける。

(登攀のすべてpart3)
そして、スラブの中に走るシンクラックに入っていく。シンクラックは小さなカムに頼っていくので恐く、特に、レイバックで体を引き上げ、浅いフレークで体を保持しながらピンにクリップするまでがランナウトの恐怖との戦いである。そこからのスラブ部分を右に上がるところでスリップ。その上のフェースを左上気味に上がり、立木の終了点へ。ワンムーブのスリップは悔しいとばかりに、もう一度休憩後にチャレンジするが、同じところでテンションしてお持ち帰りにはならなかった。

(登攀のすべてpart3 上部のランナウト)
来年の5.10c台のクラック課題として、「冬のいざない」、「笠間のピンキー」にこの「登攀のすべてpart3」が加わった。
S田は「ロケットマン(5.10c)」にチャレンジ。濡れている下部クラックは右側のクラックから取り付く。ピンにクリップしてから左のクラックにトラバースしていくところが第1の核心か。中々に長いルートで草の生える上部のクラックが核心と言っていたが、そこを危なげなく抜け上がり、今回2本目のレットポイント。

(ロケットマン1P目のS田)
昼食後、35mのミスナチュラルにトライする。細かなフェースから始まり、スラブを経由してフェースの基部へ、4本目のピンにクリップしてから、はカムの世界だ。フレークをレイバックで右に移動し、上部にまっすぐ伸び上がるクラックに1番前後のカムを決めつつ、最後はスラブから終了点へ。中々に長く気持ちよいルートをオンサイトできた。日差しも当たり、猫背にかがめていた体もほぐれて気分は高揚した。

(ミスナチュラル)
S田は、隣のボルトルートの「クリスタルシップ(5.11b)」。3ピン目から上のランナウトに耐えての立ちこみが下部の核心。上部のスラブが第2の核心。昨日から3本目のお土産をゲットした。
僕はトップロープで試す。下部の核心はマントル気味に立ちこみ、スムーズに行けた。上部のスラブは、水晶の細かな結晶をホールドと右手の僅かなホールドを頼りに、徐々にスラブに足を決めて上がり、右上のガバをとった。トップロープではあったが気持よく登ることができた。課題が2本残ったので、来年の楽しみに取っておこう。
16時まで十分に登りこみ、帰りの道で群生するカラマツシメジが収穫しながら、キャンプ場に戻った。
O津M雄
2012年10月21日
O津M雄、M子、S田
これまでに触ったことがなく、かつ、クラックも楽しめるエリアということで、アプローチがキャンプ場から40分と少々遠くなるがS田は裏烏帽子をチョイスしてくれた。もちろん、誰もいない、前日に引き続きの貸し切り状態である。
まずは「烏帽子レイバック(5.8)」で体をほぐす。ハンドサイズのクラックがすっきり一直線に伸びあがり、見ていて気持ちよく、コーナー状になっているので、ステミングもまじえて、快適に登れる。

(烏帽子レイバック)
次に、「登攀のすべてPart3(5.10c)」トライ。1ピン目にクリップしてからのカムをかませてのルーフクラックの乗り越しはハンドジャムが決められるので、思い切り行ける。

(登攀のすべてpart3)
そして、スラブの中に走るシンクラックに入っていく。シンクラックは小さなカムに頼っていくので恐く、特に、レイバックで体を引き上げ、浅いフレークで体を保持しながらピンにクリップするまでがランナウトの恐怖との戦いである。そこからのスラブ部分を右に上がるところでスリップ。その上のフェースを左上気味に上がり、立木の終了点へ。ワンムーブのスリップは悔しいとばかりに、もう一度休憩後にチャレンジするが、同じところでテンションしてお持ち帰りにはならなかった。

(登攀のすべてpart3 上部のランナウト)
来年の5.10c台のクラック課題として、「冬のいざない」、「笠間のピンキー」にこの「登攀のすべてpart3」が加わった。
S田は「ロケットマン(5.10c)」にチャレンジ。濡れている下部クラックは右側のクラックから取り付く。ピンにクリップしてから左のクラックにトラバースしていくところが第1の核心か。中々に長いルートで草の生える上部のクラックが核心と言っていたが、そこを危なげなく抜け上がり、今回2本目のレットポイント。

(ロケットマン1P目のS田)
昼食後、35mのミスナチュラルにトライする。細かなフェースから始まり、スラブを経由してフェースの基部へ、4本目のピンにクリップしてから、はカムの世界だ。フレークをレイバックで右に移動し、上部にまっすぐ伸び上がるクラックに1番前後のカムを決めつつ、最後はスラブから終了点へ。中々に長く気持ちよいルートをオンサイトできた。日差しも当たり、猫背にかがめていた体もほぐれて気分は高揚した。

(ミスナチュラル)
S田は、隣のボルトルートの「クリスタルシップ(5.11b)」。3ピン目から上のランナウトに耐えての立ちこみが下部の核心。上部のスラブが第2の核心。昨日から3本目のお土産をゲットした。
僕はトップロープで試す。下部の核心はマントル気味に立ちこみ、スムーズに行けた。上部のスラブは、水晶の細かな結晶をホールドと右手の僅かなホールドを頼りに、徐々にスラブに足を決めて上がり、右上のガバをとった。トップロープではあったが気持よく登ることができた。課題が2本残ったので、来年の楽しみに取っておこう。
16時まで十分に登りこみ、帰りの道で群生するカラマツシメジが収穫しながら、キャンプ場に戻った。
O津M雄