八ヶ岳全山縦走日帰り
- 2016/07/10
- 00:22
2016年7月2日
八ヶ岳全山縦走日帰り
S田(記)
ランニング登山、下嶋渓 箸(1986年7月1日発行)
短パンで走る姿に時代を感じるこの本、初めて手に取ったのは学生時代だっただろうか? コースタイムの半分や1/3で走るその記録に驚きはしたものの、自分にはとてもできる事ではないと一読して書棚の肥やしとなった。まだ「トレイルランニング」という言葉もなく、時代を先取りしすぎていたのかもしれない。
後年、トレイルランニング(というか、自分の場合は軽装の縦走)を始めた頃、八ヶ岳全山縦走が、一度は実行してみたいという計画の一つにあった。そのため、2011年8月27日に、トルデジアンの前のトレーニングと新しい靴の慣らしを兼ねてして南下ルートでトライした。この時は半分も行かない中山峠で、このペースではとうてい無理だということがわかり、早々に諦めてしまった。

前置きが長くなった
いつものクライミングのパートナーは沢だし、天気予報も悪かったので休養の予定だった。
直近に谷川馬蹄形縦走や北上の八ヶ岳全山縦走の記録を読んだこともあり、直前の天気予報を見て急に思い立ち、八ヶ岳全山縦走を計画した。
女神茶屋で車中泊し、蓼科山へ登ってから稜線を縦走、最後は編笠山から小淵沢駅まで行きトータル16時間50分だった。
いつものように99%歩き、コースタイムの63%ほどだった。
心配された天気も最後まで降らず、朝と夕方は晴れ、横岳から硫黄岳は曇りがちだった。
風も一時強く気温が上がらなかったため、水を買うようかと思ったが、食糧含めて無補給で終わった。
出発が想定より少し遅れたが、なんとか明るいうちに観音平に着き、最後のロードだけ少し走った。
八ヶ岳はエスケープルートが多く、下山路も短い。また、山小屋も多く、いざとなったら泊まればよいと考えれば、プレッシャーは少ない。
時間だけ見れば、もっと早い人はいくらでもいるだろう。落ち穂拾いかもしれないが、長年の目標を達成し、個人的には十分満足した。
コースタイム
女神茶屋3:35~蓼科山4:55~北横岳6:53~縞枯山7:50~大石峠8:30~麦草峠8:39~中山峠10:18~東天狗岳10:59~夏沢峠11:40~硫黄岳12:14~三叉峰13:00~赤岳14:12~キレット小屋15:15~権現岳16:15~編笠山17:23~観音平19:03~小淵沢駅20:25

装備
ザック(TNF:マーチンウイング6?L)ボトルポケット・ストックホルダー付
カッパ上下(ファイントラック:フォトン上下)
ストック(ブラックダイヤモンド:ディスタンスカーボンZ)
ヘッドランプ2個(ペツル:ミオ、ブラックダイヤモンド:リボルト)
ツエルト(フェイントラック:ツエルト2ロング)
カメラ(オリンパス:TG-4)
エマージェンシーシート、テーピング、携帯電話、絆創膏、財布、鉛筆、山と高原地図、サングラス
水(ショッツエレクトラライト入り)
プラティパスに1.5L、ボトルにオレンジジュース0.5L
食料(ザックが小さいのでジェルやゼリーが多い)
朝食:おにぎり1個、アミノバイタルゼリー180g1個、オレンジジュース0.5L
アミノバイタルマルチエナジーゼリー180g1個
アミノバイタルプロゼリー100g1個
アミノバイタルゴールドゼリー123g1個
ピットインゼリー14g1個
Mag-onジェル4個
ワスプオーガニック4個
山よりダンゴ80g1袋
アミノバイタルプロ10袋(1袋余り)
ウイダーin塩分+タブレット10粒(1粒余り)

蓼科山山頂で日の出となる。
本当は、山頂で薄明るくなるくらいの時間を目指したのだが…

麦草峠からの登り
苔むした良い雰囲気

赤岳を臨む

リンドウ

コマクサ

最後のピークの編笠山、左の遠くに見えるのが蓼科山
「は~るばる来たぜ」と思わず歌ってしまう、なんてことはなかった。

観音平からの下り。
ストックを使い、無理にペースを上げなかったこともあって、スリーピークス八ヶ岳のレースの時よりも余裕があり、ちょっとだけ走れた。
八ヶ岳全山縦走日帰り
S田(記)
ランニング登山、下嶋渓 箸(1986年7月1日発行)
短パンで走る姿に時代を感じるこの本、初めて手に取ったのは学生時代だっただろうか? コースタイムの半分や1/3で走るその記録に驚きはしたものの、自分にはとてもできる事ではないと一読して書棚の肥やしとなった。まだ「トレイルランニング」という言葉もなく、時代を先取りしすぎていたのかもしれない。
後年、トレイルランニング(というか、自分の場合は軽装の縦走)を始めた頃、八ヶ岳全山縦走が、一度は実行してみたいという計画の一つにあった。そのため、2011年8月27日に、トルデジアンの前のトレーニングと新しい靴の慣らしを兼ねてして南下ルートでトライした。この時は半分も行かない中山峠で、このペースではとうてい無理だということがわかり、早々に諦めてしまった。

前置きが長くなった
いつものクライミングのパートナーは沢だし、天気予報も悪かったので休養の予定だった。
直近に谷川馬蹄形縦走や北上の八ヶ岳全山縦走の記録を読んだこともあり、直前の天気予報を見て急に思い立ち、八ヶ岳全山縦走を計画した。
女神茶屋で車中泊し、蓼科山へ登ってから稜線を縦走、最後は編笠山から小淵沢駅まで行きトータル16時間50分だった。
いつものように99%歩き、コースタイムの63%ほどだった。
心配された天気も最後まで降らず、朝と夕方は晴れ、横岳から硫黄岳は曇りがちだった。
風も一時強く気温が上がらなかったため、水を買うようかと思ったが、食糧含めて無補給で終わった。
出発が想定より少し遅れたが、なんとか明るいうちに観音平に着き、最後のロードだけ少し走った。
八ヶ岳はエスケープルートが多く、下山路も短い。また、山小屋も多く、いざとなったら泊まればよいと考えれば、プレッシャーは少ない。
時間だけ見れば、もっと早い人はいくらでもいるだろう。落ち穂拾いかもしれないが、長年の目標を達成し、個人的には十分満足した。
コースタイム
女神茶屋3:35~蓼科山4:55~北横岳6:53~縞枯山7:50~大石峠8:30~麦草峠8:39~中山峠10:18~東天狗岳10:59~夏沢峠11:40~硫黄岳12:14~三叉峰13:00~赤岳14:12~キレット小屋15:15~権現岳16:15~編笠山17:23~観音平19:03~小淵沢駅20:25

装備
ザック(TNF:マーチンウイング6?L)ボトルポケット・ストックホルダー付
カッパ上下(ファイントラック:フォトン上下)
ストック(ブラックダイヤモンド:ディスタンスカーボンZ)
ヘッドランプ2個(ペツル:ミオ、ブラックダイヤモンド:リボルト)
ツエルト(フェイントラック:ツエルト2ロング)
カメラ(オリンパス:TG-4)
エマージェンシーシート、テーピング、携帯電話、絆創膏、財布、鉛筆、山と高原地図、サングラス
水(ショッツエレクトラライト入り)
プラティパスに1.5L、ボトルにオレンジジュース0.5L
食料(ザックが小さいのでジェルやゼリーが多い)
朝食:おにぎり1個、アミノバイタルゼリー180g1個、オレンジジュース0.5L
アミノバイタルマルチエナジーゼリー180g1個
アミノバイタルプロゼリー100g1個
アミノバイタルゴールドゼリー123g1個
ピットインゼリー14g1個
Mag-onジェル4個
ワスプオーガニック4個
山よりダンゴ80g1袋
アミノバイタルプロ10袋(1袋余り)
ウイダーin塩分+タブレット10粒(1粒余り)

蓼科山山頂で日の出となる。
本当は、山頂で薄明るくなるくらいの時間を目指したのだが…

麦草峠からの登り
苔むした良い雰囲気

赤岳を臨む

リンドウ

コマクサ

最後のピークの編笠山、左の遠くに見えるのが蓼科山
「は~るばる来たぜ」と思わず歌ってしまう、なんてことはなかった。

観音平からの下り。
ストックを使い、無理にペースを上げなかったこともあって、スリーピークス八ヶ岳のレースの時よりも余裕があり、ちょっとだけ走れた。