登川 金山沢 注釈編

俺にも書かせろ金山沢


2015年10月17日、18日
Ｌ遠藤徹(記)、カケちゃん。


少し前にカケちゃんのブログアップと重複しますが、大きな誤解を解くために敢えて載せます。

今やわらじのホープ。カケちゃんとの二人旅である。歳は私の下の娘と同い年。私は「付き合ってくれて感謝」の気持ちをこの二日間忘れません。


とにかく飛ばすんだ。付いて行くのが精一杯。と言うか、ソロ同士になってはかなわない。第一スラブの基部でやっと一休み。


ここで、カケの記録に苦情。これは日曜大工のハンマーではない！
随分錆びてしまっているが、由緒あるカシンのロックハンマーだ。なに？カシンを知らない？
http://sogahifuka.com/blog/?p=748　　何ゆえ皮膚科なのか良く判りませんが色々探して一番よくリカルドカシンを綴っていたので読んでみて。


第二スラブはフラットソールに履き替えたカケちゃんが乾いた　どスラブを直上して行った。久しぶりにハーケンだけでビレイしていると最初の支点を取るまでの3メートルとか5メートルがとても緊張する。
私じゃなくてもタビで登れる代物ではないだろう。カケの報告にあるとおりゴボウの連続であった。でもカシンのハンマーなのでハーケンは容易く抜けるのだ。


登り終わってタビに履き替えるカケ。おいおい、もう少し安定した所でやったらどうだ。


核心部を越えるとナメ滝とナメが続き癒される。


詰めあがってこの日は一般道を避難小屋へ向かう。米子沢の源頭を眺めていると、朝日で亡くなった矢本を思い出さずにいられなかった。3月に一緒にスキーで訪れたとき、風雪の中ゾンデで小屋を探して掘り出したっけ。


翌日は晴天に恵まれ、割引沢を下降した。


時折り、ハイカーが登ってくるので違和感満載の沢くだりでした。


カケちゃん、お世話になりました。桜坂の駐車場からタクシーを呼んだら全然つかまらなくて、ザックを放り出して金山沢の入渓点に停めてある車を取りに走り出すカケちゃんには感謝の言葉もありません。