新緑の甲府幕岩
- 2012/06/05
- 22:52
甲府幕岩(フリークライミング)
2012年5月27日
O津ほか2名(かみさん、Iさん)
かみさんと知り合いのAさんの3人で新緑の映えるさわやかな空気のもと、甲府幕岩のクライミングを楽しんだ。1,300m余りの標高なので、朝方と店じまいの夕方は少し肌座寒さを感じるぐらいだったが、クライミングには最適な気候となった。
昭和甲府インターから太刀岡山を経由して、観音峠に向かう蛇行するクリスタルラインで標高を上げ、「展望台」の看板のある分岐で、舗装された小森川林道を左に折れ、さらに最初に出くわすダートの林道を右に入り、5分ほどで広場に到着する。8時過ぎであったが、既に3台の車が停められている。自宅から3時間弱の道のりである。
イエローマウンテン、HIVEには既に取り付いているパーティがいたので、ペンタゴン(5.9)でアップする。荷物を紐解いて、ここでハーネスを忘れたことに気付く。1日見学という切なさと情けなさの気持ちが充満したものの、打開策の糸口として、女性用フリーサイズのかみさんのハーネスを試しに付けてみたら、余裕は余りなかったが、身を守れるほどの締め具合となり、指を咥えずに済んだと胸を撫で下ろす。装備を忘れることは幾度かあるが、これほど決定的な忘れ物は初めてであった。
ペンタゴンでアップ後、ピリカ(5.10b/c)にオンサイトチャレンジ。順番を待つ間、隣のナベちゃん(5.8)でかみさんとIさんは体をほぐす。オブザベーションなんていつもしないが、相当細かそうな持ち手となりそうである。1ピン目をクリップした後のカチホールドから体を引き上げ、2ピン目にクリップするまでが核心であり、ハートの弱さで、1テンとなってしまう。その後は2ピン目から3ピン目も余り良くなさそうに見えたが、特に問題なく終了点まで登る。テンションがもったいないと感じられたルートであった。
かみさんとIさんはその右隣にあるわささび(5.10b)をともにオンサイト。そして、僕の本日の狙いの一つである深海の幻想(5.11a)に移動する。ここも順番待ちなので、その間にWild Wood(5.10C)にかみさんとIさんがオンサイトチャレンジ。二人とも2ピン目から3ピン目の核心でテンション。次はレッドポイントできるようなテンションの具合であった。
僕は、右隣の深海の幻想に2回目の挑戦。3ピン目までスムーズにクリップし、右手の縦カチと左手の甘いピンチ状のホールドで右足に乗っているスタンスに左足を載せ替え、左上のクラックのガバを取れば核心は終了だが、ここで1テンションしてしまった。次は何とかレッドポイントと行きたいものだ。

(深海の幻想(5.11a))
最後に、バルタン(5.9)とブルーマウンテン(5.10a/b)のクラックルートでしめる。バルタンについては、手がハンドジャム、足はクラック両サイドのスタンスを使えるので、それほど足を痛めずにすむ。ブルーマウンテンは初めて取り付くので、ここでも先行きの不安感が膨らんで、思い切りの衝動が全く湧きあがってこず、ハートの弱さが露呈した中間部と上部で2テンションしてしまった。
アプローチの短さ、ルートの豊富さ、季節の良さが重なって、駐車スペースは車で溢れ返り、少し離れたところにも停められていた。今日の人出は30~40人というところだろうか。帰りの温泉は、敷島地区の区画整理事業区域内に立てられた神明温泉「志摩の湯」で汗を流した。

(バルタン(5.9))

(ブルーマウンテン(5.10a/b))
O津M雄
2012年5月27日
O津ほか2名(かみさん、Iさん)
かみさんと知り合いのAさんの3人で新緑の映えるさわやかな空気のもと、甲府幕岩のクライミングを楽しんだ。1,300m余りの標高なので、朝方と店じまいの夕方は少し肌座寒さを感じるぐらいだったが、クライミングには最適な気候となった。
昭和甲府インターから太刀岡山を経由して、観音峠に向かう蛇行するクリスタルラインで標高を上げ、「展望台」の看板のある分岐で、舗装された小森川林道を左に折れ、さらに最初に出くわすダートの林道を右に入り、5分ほどで広場に到着する。8時過ぎであったが、既に3台の車が停められている。自宅から3時間弱の道のりである。
イエローマウンテン、HIVEには既に取り付いているパーティがいたので、ペンタゴン(5.9)でアップする。荷物を紐解いて、ここでハーネスを忘れたことに気付く。1日見学という切なさと情けなさの気持ちが充満したものの、打開策の糸口として、女性用フリーサイズのかみさんのハーネスを試しに付けてみたら、余裕は余りなかったが、身を守れるほどの締め具合となり、指を咥えずに済んだと胸を撫で下ろす。装備を忘れることは幾度かあるが、これほど決定的な忘れ物は初めてであった。
ペンタゴンでアップ後、ピリカ(5.10b/c)にオンサイトチャレンジ。順番を待つ間、隣のナベちゃん(5.8)でかみさんとIさんは体をほぐす。オブザベーションなんていつもしないが、相当細かそうな持ち手となりそうである。1ピン目をクリップした後のカチホールドから体を引き上げ、2ピン目にクリップするまでが核心であり、ハートの弱さで、1テンとなってしまう。その後は2ピン目から3ピン目も余り良くなさそうに見えたが、特に問題なく終了点まで登る。テンションがもったいないと感じられたルートであった。
かみさんとIさんはその右隣にあるわささび(5.10b)をともにオンサイト。そして、僕の本日の狙いの一つである深海の幻想(5.11a)に移動する。ここも順番待ちなので、その間にWild Wood(5.10C)にかみさんとIさんがオンサイトチャレンジ。二人とも2ピン目から3ピン目の核心でテンション。次はレッドポイントできるようなテンションの具合であった。
僕は、右隣の深海の幻想に2回目の挑戦。3ピン目までスムーズにクリップし、右手の縦カチと左手の甘いピンチ状のホールドで右足に乗っているスタンスに左足を載せ替え、左上のクラックのガバを取れば核心は終了だが、ここで1テンションしてしまった。次は何とかレッドポイントと行きたいものだ。

(深海の幻想(5.11a))
最後に、バルタン(5.9)とブルーマウンテン(5.10a/b)のクラックルートでしめる。バルタンについては、手がハンドジャム、足はクラック両サイドのスタンスを使えるので、それほど足を痛めずにすむ。ブルーマウンテンは初めて取り付くので、ここでも先行きの不安感が膨らんで、思い切りの衝動が全く湧きあがってこず、ハートの弱さが露呈した中間部と上部で2テンションしてしまった。
アプローチの短さ、ルートの豊富さ、季節の良さが重なって、駐車スペースは車で溢れ返り、少し離れたところにも停められていた。今日の人出は30~40人というところだろうか。帰りの温泉は、敷島地区の区画整理事業区域内に立てられた神明温泉「志摩の湯」で汗を流した。

(バルタン(5.9))

(ブルーマウンテン(5.10a/b))
O津M雄