栃ケ森山塊小出川柏沢
- 2022/09/26
- 21:42

2022年9月24日~25日 O、N、T 小出川は37年前に遡行したことがある。そのとき所属していた仙台の山岳会の夏合宿で小出川流域を6パーティが遡下降し、私は大滝のある妙倉沢を遡行し、大高鼻沢を下った。丁度、日航ジャンボ機墜落事故のあったときと重なり、下山後世間が大騒ぎとなっていたことが強く印象に残っている。 千年を超える悠久のときが刻まれた仙北道をいにしえの標柱を辿りながら小出川に入り、変わらぬ顔を見...
巻機山・米子沢
- 2022/09/21
- 10:19

2022年9月16日~17日 O 意を削がれるような側壁に囲まれた落ち込みや瀞がなく、草付きの悪い巻きは皆無で、藪こぎの辛さもない、明るく開放的な渓を代表すると思っている米子沢の遡行は、これで3回目となる。最初は自分のために、2回目は沢に興味を持ち始めた初心者を連れて、そして3回目は遡行していなかった妻とである。沢登りを始めたばかりの人にその良さを体感させ、沢にのめり込むきっかけを作ってくれるような渓とい...
信越・釜川千倉沢
- 2022/09/14
- 22:10

2022年9月10日~11日 M、E、T、O 今シーズン初めての上、久しぶりの重荷を背負っての泊りの山行。沢登りでしか味わえない微妙なバラスのヘツリや泳ぎが続き、泊り場が中々見つからない初日の夕暮れ差し迫る時間帯は疲労感が腰や臀部の張りとなって現れ、足取りは重い割に気持ちだけが前のめりになる。コンクリート構造物である橋を通り過ぎたこともあって、核心が終わったと緊張が緩んだ二日目にも、数は少ないが、ロープ...
夕張岳
- 2022/09/12
- 11:07

2022年8月13日 O 花の名山とされる夕張岳。 登り口の夕張ヒュッテ 夕張岳を臨む ここで、北海道の山旅でヒグマと二度目の遭遇、それも5mの至近で。若グマとはっきり確認できるほどの距離だった。5歳ぐらいまでの若グマが人とトラブルを起こして、捕獲されやすいという話を聞く。若グマは独り立ちして間もないので、経験や学習を重ねていない上、警戒心も薄いとされる。熊鈴で音を発していたが、風で音がかき消され...
大雪縦走(旭岳〜トムラウシ山)
- 2022/09/09
- 17:42

2022年8月4日〜6日O 私にとっては結構刺激的なこのことがこの山行の中であった。旭岳からトムラウシ山までの縦走中、夏道上でヒグマと遭遇したのだ。登山者は前にも後にもいない中、白雲岳避難小屋を過ぎて間もなく、傍らに沢が流れ、やわらかくおいしそうな植物が繁茂する草原にそいつはいた。100㍍ぐらい離れていただろうか、鈴やホイッスルを鳴らしても、気付く様子が一向にない。やむを得ず、徐々に近づき、ホイッスルを...
東大雪・ニペソツ山
- 2022/09/09
- 10:32

2022年7月30日 Oほか1名 樹林の中の傾斜のなだらか長い尾根を抜けて目に飛び込む頂上は、露出した岩に守られた荒々しい姿から目を釘付けにする。 特に、前天狗岳からの姿は美しい。ここに一泊する計画を天候の具合から見送ったが、満天の星空に映ったニペソツ山の写真を見たことがあるが、言葉に表現できない幻想的な雰囲気がある。テントを張っている人々が羨ましく見えた。 前天狗岳からのニペソツ山 また、この頂上か...
北海道・石垣山
- 2022/09/09
- 10:17

2022年7月16日~18日Oほか3名 急遽決まった北海道の山旅。あらかじめ計画していたクライミングジム仲間の山行に飛び入りで、その上、旭川の民泊施設にも追加で宿泊させてもらい、参加となった。 1か月に及ぶ山旅の初日はトラッドクライミングからスタート。場所は旭川の東にある愛別町の石垣山。一年ぶりのトラッド登りは、ガチガチで動きがぎこちなく、カムセットも一発できまらずしっくりしない。これまでであれば、鼻歌交じ...
レスキュートレーニング
- 2022/09/09
- 10:00

2022年6月25日(土)奥武蔵・平戸の岩場(西部池袋線 東吾野駅) ブログが更新されて久しいので、だいぶ前の活動になるが、毎年会活動として行っているレスキュートレーニングを掲載してみた。埼玉の秩父では38℃まで急激に気温が上昇したコンディションの中、5人という限られた会員によってではあるが、例年行っている救助のための基礎的な訓練を行った。岩場が杉林の中で直射がないことは多少救われたものの焼け石に水、高い気...