檜又谷大スラブ沢
- 2022/11/02
- 21:32

10月15日 M、M、O、O 秋の沢登りを満喫した。 久しぶりの檜又谷、いつ以来だろうか。記録を紐解くと、沢は87年9月にススケ沢、雪稜は96年3月に大滝沢右稜をトレースしていた。26年ぶりということになる。9月末の秋の集中時のススケ沢の記録を読み返してみると、シャワークライムの連続で指はかじかみ、体の震えが止まらなかったとあった。 一方、大スラブ沢は、出合からすぐの黒々とした25m滝をぬめった右岸を登るも...
栃ケ森山塊小出川柏沢
- 2022/09/26
- 21:42

2022年9月24日~25日 O、N、T 小出川は37年前に遡行したことがある。そのとき所属していた仙台の山岳会の夏合宿で小出川流域を6パーティが遡下降し、私は大滝のある妙倉沢を遡行し、大高鼻沢を下った。丁度、日航ジャンボ機墜落事故のあったときと重なり、下山後世間が大騒ぎとなっていたことが強く印象に残っている。 千年を超える悠久のときが刻まれた仙北道をいにしえの標柱を辿りながら小出川に入り、変わらぬ顔を見...
巻機山・米子沢
- 2022/09/21
- 10:19

2022年9月16日~17日 O 意を削がれるような側壁に囲まれた落ち込みや瀞がなく、草付きの悪い巻きは皆無で、藪こぎの辛さもない、明るく開放的な渓を代表すると思っている米子沢の遡行は、これで3回目となる。最初は自分のために、2回目は沢に興味を持ち始めた初心者を連れて、そして3回目は遡行していなかった妻とである。沢登りを始めたばかりの人にその良さを体感させ、沢にのめり込むきっかけを作ってくれるような渓とい...
信越・釜川千倉沢
- 2022/09/14
- 22:10

2022年9月10日~11日 M、E、T、O 今シーズン初めての上、久しぶりの重荷を背負っての泊りの山行。沢登りでしか味わえない微妙なバラスのヘツリや泳ぎが続き、泊り場が中々見つからない初日の夕暮れ差し迫る時間帯は疲労感が腰や臀部の張りとなって現れ、足取りは重い割に気持ちだけが前のめりになる。コンクリート構造物である橋を通り過ぎたこともあって、核心が終わったと緊張が緩んだ二日目にも、数は少ないが、ロープ...
ナメコ採り山行
- 2021/11/07
- 11:11

飯豊・鏡山 奥川四ツ沢三重滝沢 2021年10月30日~31日 O 他5名 クライミングジム仲間のリクエストに応えて計画する恒例のキノコ採り山行。今年は飯豊・前衛の標高1300m余りの鏡山。頂上に立つと飯豊本山、大日岳の手に取るような展望が評価されている。そこへ向かって沢を遡行しながらナメコを採る計画だ。奥川流域は、かつて本流の目当沢を遡行した記憶と地形図の等高線の緩さから、三重滝沢も飯豊特有の悪絶さはない...